菊千代帳
ものぐさ柴の徒然書き

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同行避難ができる社会になって欲しいニャ〜の巻

東日本大震災から三年めの今日・・・


同行11




全国の人々が、
それぞれのあの日のことを思い出されていることと思います。





かあちゃんも、記憶を新たにするために、
そろそろ書いておきたくなりました。


長くなりますので、お暇な時にでも・・・






菊千代には、その頑な心をも溶かしてくれる
とっても大事なお友達がいるんです。

子どもの頃から近所でご一緒だった Lくん。

同行1同行2

どのくらい心を許しているかというと、
Lくんの太ももを枕にして昼寝をするぐらい。



そんな大事なLくんが弟犬くんとママと一緒に、
ママの郷里の福島県に引っ越してしまってから、
11日後にあの地震が起きました。



3月11日のお昼過ぎに、Lくんママから
「最近、地震が多くて恐いんだ〜」というメールをいただいた
ほんの1時間後のこと。


それから1週間、Lくん一家と全く連絡がとれなくなってしまいました。



Lくんのおうちは、原発から10キロ圏内の地域。
その間、原発は何回も爆発するし、
うちのかあちゃんは、オロオロするばかりでした。
やっと全員無事というメールをいただけた時は、本当に力が抜けました。


後日、当時のお話をお聞きすると、
まるで、スペクタクル映画。
聞いているだけで、心臓がバクバクになってしまいます。



まさに極限的な状況で、
犬2頭を守り抜くことは、
並大抵のことではなかったわけであります。



***以下は、Lくんママのお話から***
(Lくんママ、大事なお話お借りします)



最初の局面は、地震の直後に起きました。


倒れてくる家具を押さえるのに必死で、
身動きとれない程の揺れがやっと収まった後、
ふと、気がつくと、
弟犬くんの姿がなかったそうです。
まさかと思い、倒れている家具を片っ端から半狂乱でひっくり返すママ。
でも、幸運にも、そこにはおらず。
じゃあ家の外だ!というわけで、Lくんとママは急いで探しに出たそうです。


たまたま「あっちの方に走っていったよ〜」と
教えてくださった方がいたそうです。

でも、その方向は、海への道。

防災無線から「大津波が来るから海から急いで離れるように!」
という放送がなり続ける中、海に向かって走り続けるママとLくん。


弟犬くんは、1キロほど行った道端で震えながら立ち尽くしていたそうです。




本当に幸運でした。





あの地震で驚いて家から飛び出してしまった犬猫たちが、
どれくらいいたことか・・・
Lくんママのように、飼い主さんがすぐに探しに出られたとは限りませんし、
探しに出たとしても、津波もありましたから・・・

これ以上は、考えたくありませんね。




第二の局面は、12日の早朝にやって来ます。

明け方、突然鳴り出した防災無線。
音声が悪くてよく聞き取れない中、なんとか理解できたのが、
原発に何かが起こり、大至急、町を離れなければならないということ。

Lくんのママは、速やかに
犬たちとお母様を車に乗せて逃げることができたのですが、

当時を振り返って、Lくんママは言います。

防災無線が一言でも
「しばらく帰れないかもしれない」と言ってくれていたら・・・と。


停電のためテレビが見れない状況で、何も情報が入ってこない中、
誰もが、何日も帰れなくなるなんて夢にも思っていなかったそうです。
常に冷静なLくんママでさえ、すぐに帰って来られると思って、
ドッグフードを1日分しか持って出なかったそうな。


もしも、あの時、その後の事態を予測できる情報が少しでもあれば、
置いていかれる動物はもっと少なかったことでしょう。

誰だって、好きで自分の動物たちを置き去りになんてしませんもの。

そもそも、車の運転ができない高齢者は町が手配したバスで逃げました。
もちろん動物を乗せることなどできませんから、
置いていくしかなかったのです。
でも、その時に帰れないことを知っていれば、
動物たちのためにできる限りのことをした飼い主さんは、もっともっといたはずなのです。




さて、
第三の局面も、続いてやってきます。


緊急避難が出されたものの、
どこに逃げるべきなのかについての指示は全くなく、
とにかく車の長い列に並ぶしかなかったそうです。
酷い渋滞の中、隣町の避難所にやっと着いたのは夕方。
でも、既に避難者で一杯なので、別の避難所に行ってくれと言われ、また移動。
次に辿り着いた避難所も満杯で入れてもらえず。
やっと入れる避難所に行き着いたのは夜半近くだったそうです。

もちろん、避難所に動物は入れません。
極寒の中、車だけが犬たちにとって命を守る家となりました。

Lくんママは言います。
たまたま前の日にガソリンを満タンにしていたから良かったのだと。


半日以上運転しなければならない中、もし、途中でガス欠になって、
車を乗り捨てなければならなくなっていたら、犬たちは・・・?

そんな苦境に立たされた飼い主さんもいたかもしれません。



なんとか動物を連れて避難所に辿り着けたとしても、
その生活は悲惨を極めたそうです。
当面の食料の配給は “さとうのごはん”が二人に一つ。
当然、火がないので、暖めることなくそのまま食べるしかなかったそうです。
そんな不安と寒さと空腹のなか、
遅ればせながら放射能汚染の情報が入ってくるようになり、
恐怖がそこに加わります。
自分が生き抜くことがやっとの状況がそこにはあったそうです。

その結果、
動物を残して、避難所を立ち去ってしまう・・・
そんな家族も少なからずいたとか。



考えられないほどの異常事態ですし、
その立場にいなかった人間が、そのような選択を責められるものではありません。

ただただ、このLくんママの話から学ばせてもらうだけであります。



つまり、
実際の災害が起こった時にペットを連れて避難することが如何に難しいかということを
教えてくれているのではないかと思うのです。



一方で、
例えば、ここに川崎市のペット防災パンフレットがあります。

同行16

ここには、ペットとの同行避難が原則であることが示されています。
恐らく、殆どの市町村が同じように同行避難を原則としているようです。
被災後に救出に向かうこと、保護施設などでまとめて保護することは、
非常に難しいことなので、飼い主が責任を持って避難させてほしいというのが
自治体の意図なのでしょうね。

但し、行政の方針がそうであっても、実際に避難所を運営するのは地域住民です。
同行避難をしてきた動物を受け入れてくれるかどうかは、
地域それぞれにかかっているというわけです。


今回の震災でも、場所によっては一部屋を犬猫用とした避難所もあったそうです。


もちろん被害の大きさや内容にもよると思いますが、
もし同じ状況の中で地域による対応の違いが生まれるとすると、
恐らく、それは普段の飼い主の行動が地域に認められたものであるか否かに
かかっているように思われます。

いざという時にも、可能な限りでいいから、
動物の命も守ろうとしてくれる地域であってほしい。

そのためには、飼い主自身が普段から行動を戒めないといけないし、
少なくともご近所に迷惑をかけないように配慮しなければ・・・


そう思いながら、かあちゃんは今日もゴミ置き場を片付けながら、
薄ら笑いを浮かべて、ご近所に愛想を振りまくのでありました。






さて、Lくん一家のその後ですが、
ほどなくして避難所近くにあるアパートにLくんママ自らが出向いて
オーナーと掛け合い、犬OKにしてもらって入居し、避難所生活から離れました。
今は、ペットOKの仮設住宅におられます。
不安と怒りと絶望と・・・心身ともに負担はますます大きくなっているようです。
Lくん一家の震災はまだまだ終わっていないのです。


たった一人で犬2頭とお母様を守り抜いたLくんママ。
心からの称賛を送ります。

そして、Lくんと弟犬くんに会いたいよ〜。





さてさて、
今日はお寺さんの境内で、
石巻から来ていた若者たちが、海産物の缶詰・瓶詰を販売していましたよ。

同行12




心ばかりの応援ってわけでもないけど、購入。
自分の物でもないのに、嬉しそうな菊千代。

同行13

歯が出てるよ!




その歯で、覗きにきた寅次郎を追い払う菊千代。器の小さなヤツ。

同行14





君たち、仲良く避難できるのかね〜?

同行15

お付き合いくださり、まっことありがとうございます。
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【2014/03/12 01:02】 | ちょっと真面目な話 |
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プロフィール

菊千代

Author:菊千代

   2003年4月6日生・13歳の女子。
   運動ぎらいの ものぐさ柴。
   家族はとうちゃんとかあちゃん。
   2012年6月から、耳が不自由な
   元フーテン猫の寅次郎
   (推定2011年11月頃生)
   が家族に加わりました。

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